恐ろしい糖尿病について

糖尿病に悩まされる男性

糖尿病は血糖値が高い状態が続く病気で、一見健康に見える人でも遺伝により実は糖尿病寸前だったということもあります。当サイトではそんな糖尿病の怖さから始まり、予防・なってしまったときの対処などを詳しく紹介していきたいと思います。

糖尿病になることのリスク

糖尿病と聞くと尿に糖が出ることと思っている人が多いようですが、尿に糖が出るのは血糖値が180~200mg/dLを超えてからだと言われています。

糖尿病は、血糖値やHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)、ブドウ糖負荷試験で高い数値が出た場合に診断されます。
具体的には、空腹時血糖値が126mg/dL以上かブドウ糖負荷試験で2時間値が200mg/dL以上か、随時血糖値が200mg/dL以上が日を変えて2回以上あった場合、もしくはこれらのうちのいずれかとHbA1cが6.5%以上であった場合、と定義されています。

糖尿病には大きく分けて、遺伝や自己免疫が原因でインシュリンが分泌されないI型と生活習慣病の1つである2型がありますが、95%以上は2型です。

2型糖尿病の多くは初期は無症状ですが、適切な管理をしないと、著しく生活の質を低下させてしまう合併症がおきるリスクが高まります。
ビールをよく飲まれる方は痛風が起こるというのは有名ですが、それがまさか糖尿病と関係していると考えている人は少ないのが現実です。
実は痛風は糖尿病の前触れともいえる危険視号の証なのです。
痛風が現れた際は糖尿病予備軍の仲間入りを果たしたという証明でもあります。

3大合併症は、網膜症、腎不全、神経障害ですが、これらが原因で失明、人工透析、足の壊疽から足の切断といった事態に陥ることもあります。

また、虚血性心疾患や脳梗塞で命を落とすリスクや、閉塞性動脈硬化症から足の切断に至るリスク、感染症のリスクなども抱えることになります。
また糖尿病があるとアルツハイマー型認知症になるリスクも2倍になると言われています。

意外と知られていない症状で頻尿が引き起こされることが分かっています。
実は、頻尿に悩んでいる人が多いのです。
糖尿病で高血糖の状態が長期間に及ぶと、神経が侵され、それが排尿の伝達信号に異常を示します。
頻繁にトイレに行きたくなるので、水分が欲しくなるからと言ってジュースや炭酸飲料などを飲むとさらに病状が悪化してしまうのです。

糖尿病の治療としては、食事療法、運動療法、薬物療法がありますが、血糖値をコントロールするには食事の改善や、運動が必要となります。
バランスのよい食事を摂ることで血糖値の上昇を防ぎ、ウォーキングなどの有酸素運動を取り入れることで血糖値の上昇を防ぐことができます。
食事や運動での改善ができない場合には薬物療法となりますが、糖尿病の治療薬には色々と種類があり、その中でもグルコバイが有名となっていますので、医師と相談の上、治療薬を決める必要があります。

現在我が国の糖尿病患者数は、約2000万人です。

テレビをつければどこかのチャンネルが何か食べています。街に出ればいたるところに食べ物が売っています。
「あの店のあの商品が美味しいよ」、「あのお店の新作メニューが今、人気らしいよ」などと食べ物の話をしない日はないという人も多いのが今の現状です。

しかし、糖尿病の怖さを認識していれば、氾濫する情報に翻弄されて飽食することなく、バランスのよい食生活を送れるのではないでしょうか。